あついけど散歩/突然の連携プレー、熱中症にご注意/きになる詩集/一日のふりかえり
先日のできごと。
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36度の町田市。
息が苦しくなるような圧迫感のある暑さ。
一日中室内でゴロゴロしていたかったけれど、M氏がまんの限界で午後三時すぎにお外へ。
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駅前の横断歩道渡ろうとしたら、向かいの道ですわりこむおじいちゃんが視界にはいる。膝をついて、手をついて、「おおお」と声が聞こえる。まずいぞ。熱中症かな、救急車をよばなくちゃ。
んん、
信号が赤なのでわたれずもどかしい!
とおもったら近くを走っていた車が急停車。なかからお兄さんが携帯片手にでてきて、連れのお姉さんに「駅前の交番行ってこい」と指示。
信号がかわる。
おじいちゃんの横につくと、すごい汗。
意識はある。目も焦点あってる。
わたしは声かけつつ、おじいちゃんの体勢を立て直す。
タオルで汗をぬぐいつつ、声をかける。
お兄さんが救急車を要請。
様子をみていたおばさんがかけつけて、つめたい水をもってきてくれる。
ちょっとずつ、飲んでもらう。
交番にいっていたお姉さんが帰ってくる。
おまわりさん、タイミングわるくパトロール中で留守。
みんなで救急車を待つ間、
向かいのカフェのひとがぬれたタオルを持ってきてくれた。
おじいちゃんのくびにかける。
自転車でたまたま通りすがった介護センター職員のひとが身元を確認する手配をとってくれる。
そうこうしているうちに救急車がくる。
救急隊員におじいちゃんを託して、ほっと一息。
乗り込んだのを確認した後、
居合わせたみんなが顔をあわせて
「よかったですね」
「ありがとうございました」
「それでは」
と声をかけあってそれぞれ道に着きました。
おじいちゃん倒れてから
救急車にのるまで
たぶん15分ぐらい。
すっーと人があつまって、
役割をはたし、
さっていった。
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(突然の出来事にあたまの処理がおいつかず)
(その時の状況を脳内リプレイして確認しているのがわかる)
(呼吸もあさいし、胸もポンプ音がすごい)
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つくし野駅前のコミュニティセンターで一息。
冷房が効いていて涼しい。
靴をぬいであがれるスペースがあるので、子連れにやさしい休憩スポット。
本棚には絵本や児童書、小説も。
そのなかからみつけた詩集。
サトウハチローの『おかあさん』
ひきこまれるも、ゆっくりはよめず。
またもどってこよう。
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耳の遠いおじいちゃんに
「お名前は?」
と何回もきいたけれど
自分は名乗らなかったな・・・
ということが気がかり。
(そんなに緊迫していなかったし)
(もっとおちついて対応できればよかったな)
(一方的すぎてごめんなさい)
失礼をゆるしてください!